性病としてのhivの理解の浸透と玉袋で感染のリスク

性病は性行為を介して感染が広がることが知られている一連の感染症であり、数多くのものが知られています。古くから知られていて研究が進んでいるものが多く、その正確性の高い検査方法から治療法までが確立しているものも多数あります。感染経路や潜伏期間、発症する症状などの基本的な病態の理解も進んでおり、正しい理解を持っていれば対応できるようになっているのが現状です。しかし、hiv感染のようによく理解が進んでいながらも治療が困難な状況にある性病もあります。性病として位置づけられていることによって患者に対する偏見がもたれてしまっているというのが事実としてあり、その正しい理解が必要とされている疾患の一つです。血液感染によって広がってしまい、患者が増加する結果となってしまったという背景がhivにはあることから、性についての不摂生が問題となっているのではないということを理解しておくことが大切です。一方、性病は性器から性器へ感染するものであるという理解がしばしばなされていますが、必ずしもそれだけが感染の原因となるとは限らないということも留意が必要な点です。玉袋が感染の原因となることもしばしばあり、病変があきらかに玉袋に出てきていることもあります。そういった際に皮膚から性器、皮膚から皮膚への接触感染を起こすことも知られているからです。また、口や傷口が感染の原因になることも多く、特に血液を介してしまう傷口は感染経路として主要なものになりやすいという特徴があります。hivはその典型的なものであるため、傷には注意が必要です。性行為中には傷を作ってしまいやすいという面もあり、傷口からの感染を防ぐために互いに大切にする意識をもって性行為をすることが感染防止に役立つでしょう。